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2013.07.30(火)

とある日の風景。 〜 よくある巷の噂話 〜

夫婦バージョンのとある日シリーズです。^ ^
(いつも間にかシリーズ化)

なんだかこのシリーズになると志季が暴走します(汗)
まぁ、夫婦設定だしいっかぁ〜。

ピュアピュアのオリジナル設定がお好きな方は
どうかお気をつけください。



では、どうぞ。^ - ^



*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*


「本当に陛下とお后様は仲むつまじくって、羨ましいですわ」

いつものように朝の身仕度をしていると、女官のひとりが香蘭の髪を結いながらニコニコと話しかけてきた。

「え!そ、そうですか?」

確かに仲はいいと思うけど、改めて他人の口からそう言われるとなんだかとても気恥ずかしい。
そんなに人前でベタベタしているつもりじゃないけど、周りの人の目にはそんな風に映ってるんだ・・・。

「そのご様子ですと、御子様のお顔が拝見できる日も近いですね」
「え!あ、そ、そうですね・・・」

正妃となった今、周りからは今か今かと世継ぎの期待をされる毎日。
子を授かるどうか、こればかりは神のみぞ知ることであり本人たちにはどうしようもないことだ。

「そう言えば!お后様知っていますか?」
「え?なにをです?」

はっ!となにかを思い出したかのように女官はそう勿体ぶるかのように切り出した。

「巷ではなんでも男女の産み分けができる方法があると、そんな噂があるそうですよ。」
「えぇ!そんなこと出来るんですか?!」

今まで自分はんな話を聞いたことがない。
医者を志す身として、そして世継ぎを生まなければいけない身としてはそれは是非とも知っておきたい。

「それはどんな方法なんですか?」
「それはですね・・・。
褥で女性が殿方より先に気持ち良くなり頂上に達してから
殿方を受け止めると男児が生まれるとのことなんです。」
「っ?!」

なんだかサラッと凄いことを言ったような気がするんだけど(汗)
出来たら聞かなかったことにしたい。
そして。このことは絶対志季には知られたくない・・・。

しかし。
そんな時に限って運悪く(?)呼んでもない人がやってくるというのはよくあること。

「その話は本当?」
「へ、陛下!!」
「!!!」

女官たちは志季に頭を下げ、ことの真相が本当かどうかはわからないがと前置きをした上で志季に答えた。
「巷で妊婦たちの間で囁かれている噂話でございます。
あ、あまりお気になさらぬように・・・」

そう言うと、香蘭の身支度を終えた女官たちは一礼をすると
あっという間に退室し、部屋には志季と香蘭二人だけとなった。

「「・・・。」」




微妙な空気が流れる中、香蘭はどうやってこの場から逃げ出そうかと必死になって考えていた。

(は、早く!一刻も早くこの場所から逃げないと!!
もう考えてる時間はないっっ!!!)

こういう空気が流れる時は、だいたいにおいてその後はロクなことにならない。
しかも焦っているこの状況ではいい方法を思いつくワケもなく。
最近になってやっとそのことを学習してきた香蘭は、深呼吸をひとつして冷静さを少し取り戻す。

(とりあず考えることはやめて。まずはこの場から逃げよう!)

そう決めると、ワシっと着物の裾を持ち上げると一目散に外へ続く扉へ駆け出した。
しかし。
そんな香蘭を志季がまんまと逃がす訳もなく、あっさりと背後から囚われ
その腕に抱き上げられた。

「なんでそんなに急いで逃げようとするの?」

そう言うと志季は眉を下げた顔で香蘭の顔を覗き込む。

「だ、だって!それは志季のせいでしょっ!!」
「え?なんかしたかな?」
「〜っっ!!」

しれっとした顔でそう言う志季に無償に腹が立つ!
こういうところは本当に卑怯だ!
卑怯になれとはいったけど、その矛先はいつも自分に向いているような気がする。

「ところで。さっき女官が言っていたことだけど・・・」

そう志季に話を振られ、香蘭はビクッと一瞬身を強張らる。

「そ、そんなの噂話に決まってるよね〜。
だいたい医学的根拠もないし!
それにそんなことで産み分けなんて出来たらみんな苦労なんてしないよねぇ?」

そう一気にまくし立てて喋ると最後に、ははははと乾いた笑いを口にし
なんとかして志季の腕から降りようと試みる。
・・・が。がっちりと膝に絡みついた腕はそう容易く外れることはなく。
そのまま外への扉とは反対方向へくるりと向きを変え、部屋の奥にある寝所に向かって歩き始めた。

「ど、どこ行くの?!志季!!」

焦った香蘭の顔をみて、志季はにっこりと微笑むと香蘭の耳元に顔を寄せて甘い声で囁いた。

「・・・本当かどうか試してみようか?」
「!!」

私がその声とこの顔に弱いって、逆らえないって知っていて
ここぞという時に必ず使ってくるこの手口。
卑怯だっっ!!

「た、試すって・・・、なにを・・・」

力の入らない体で恐る恐る問いかけて見る。

「もちろん、男の子が生まれるかどうか。」

そう言いながら香蘭をベッドへ降しその身体に覆いかぶさると
志季はにっこりと爽やかに微笑んだ。


「ぜ・・・絶対ヤダーっ!!!」


・・・ほんとうに志季はいつも余裕で卑怯すぎ。




*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*


この産み分け方法は本当は科学的な根拠があるそうなんですが
香蘭たちの世界ではまだわかってないことにしてみたり。

どうやら微エロでも怒られないみたいなんで調子乗って
書いてみたりして。(^ ^;)

この日から志季の怒涛の攻めが連日続きそう(爆)
香蘭、ガンバっ!(笑)






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